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2023.07.03

薪ストーブのある暮らし 性能向上リノベーション

ぜろだよりコラム選

薪ストーブのある暮らし 性能向上リノベーション

リノベーション工事をした築約30年のI様邸は、長年寒さやカビくささなどに悩んでいたそう。

お仕事を定年退職なさる頃合いに、リノベーションを決意しました。

「やるからには表面的な工事だけじゃなく、薪ストーブを入れ、間取りを変えるなど、し
っかり改修したい」とお考えだったIさんご家族にまずご提案したのは、

”インスペクション《住宅診断》”。

零スタッフの「既存状況調査技術者」が調査した結果、幾たびの地震の影響もあり、耐震性を補強する必要がありました。

断熱や耐震といった性能を向上させるとともに、かつては玄関によって二つに分断されていた和室とリビングを一つにし開放感を生む間取りの変更など、暮らし自体を一新するようなプランを提案し、安心できる薪ストーブのある住まいにリノベーションされました。

だんらんの間。小さかった南側の窓を、大きな
掃き出し窓に変更し、サンルームを増設して、日当
たりが良くあたたかい住まいに。可動するダイニン
グテーブルは、不必要なときはたたんでおけるの
で、広々と空間を使うことができる

 

 

 

 

 

 

「薪ストーブに憧れがあった」とIさん。冬の期間は、朝火入れをして、ストーブ上でスープをつくるのが定番になった

もともと室内側に入り込んでいた玄関を外に出すことで、室内空間の広がりができたのに加え、住まいの外観にもメリハリをもたせた。
もともと玄関によって二つに分断されていた和室とリビングが、”だんらんの間”としてひとつながりの空間に。薪ストーブのあたたかさも住まい全体に行き渡る。

ソファに座れば炎のあたたかさに誘われ、犬も寄り添う。

お客さんが来るときは、奥の和室がみんなのだんらんのスペースになるそう。和室のデッドスペースを活かす本の可動棚収納は奥様の大のお気に入りに。「スッキリ本を収納できてうれしい!」とのこと。